電子回路・コンピュータ

 町の本屋で電子工学の専門書は多く見かけますが、それらは全て研究者、あるいは大学生向けの物ばかりで、実用的な物作りにはあまり向いていません。この本は、今や貴重となった「実用のためのハンドブック」です。本当に初歩的な事柄(「電気はどうやって流れるか?」等)から説明しているので、この本さえ読めばやる気があれば簡単なスタジオ機器は設計出来ます。とにかく、自分で音楽機材を作る人には必携でしょう。この本は、僕個人のバイブルにさえなっています。
(阿部 清彦)
 この本も数少ない電子工学実用書の一つです。この本では実例を挙げて設計を行っているので、再現性が高く便利です。内容はアナログ回路のみで、フィルタやミキサ等をあつかっています。僕はこの本を参考にして、大学の実習で生まれて始めてミキサを設計して自作しました。このミキサは現在でも使用しています。
(阿部 清彦)
 少し前まで、3DCGをはじめようとすると非常に高価なパソコンやワークステーションを買わなくてはいけませんでしたが、現在はエントリーモデルでさえ、そこそこのスピードで3DCGのレンダリングなどが可能になってきています。しかし、一方で3DCG用のソフトウェアは高価でなかなか手を出しにくい面もありました。この本は、フリーや格安の3DCGソフトでどのぐらいの事までできるのかを詳しく述べていて、また入手方法やチュートリアルなども掲載されています。これから3DCGを始めようとしている方は必見でしょう。
(阿部 清彦)
 とにかく分厚い本ですが、初めてVisual C++ を使う人には強い味方になります。この本では毎日、一日分の課題が載っており、それをこなすといつの間にかWindows上でのプログラミングの基礎知識が身につきます。また、オブジェクトCの経験がない人も、巻末にC++言語の入門編が載っていますので、取り合えずはこれ一冊で十分です。ただし、全くのプログラミング未経験者にはお勧め出来ません。そう言う方は、DeiphiかVisual Basicから勉強をする事をお勧めします。Ver.6.0の本が出ていますので、そちらを御参考下さい)
(阿部 清彦)
 以前は自分でHPを制作し、ちょっと凝ったことをやろうとするとUNIXの知識が必要でした。最近のプロバイダはUNIXの知識がなくとも、CGIの設定などができるようにマニュアルを用意しているようですが、やはりUNIXの基礎的な知識は身につけておいて損はありません。この本は、長らくのあいだ理系大学生の間でバイブルとなっているもので、初めてUNIXに触れる人には最適なテキストです。
(阿部 清彦)
 パソコンゲームの主流とも言えるノベルゲームの制作法を解説した本です。今までにもノベルゲームのプログラミングについて解説した本はありましたが、本書は既にあるツールを用いてゲーム制作をする手法を解説しています。
 とくに、ゲーム制作者が実体験をもとに、背作進行の決め方や開発費用の概算の仕方、それに便利なツールの紹介をしています。
 他にも、あまり知られていないキャラの立ち絵(表情だけを変化させたキャラのグラフィック)の描き方や、実写画像からのトレスによる背景画像の描き方にまで解説が及んでいますので、同人でノベルゲームを作りたい人にとっては必携の書です。
(阿部 清彦)